岸ゴムほぼ日刊コラム

■■ 羊男のクリスマス ■■

Written by カフカ


最新のコラム


06/13(木) 梅雨について
03/14(木) 焚火について
01/31(木) 優しい人について
12/28(金) 絵本について
11/29(木) 印度について 1
10/24(水) 秋のキャンプについて
08/02(木) eスポーツについて
07/02(月) サッカーについて
05/11(金) 猫舌について
03/09(金) 波動拳波動拳、昇竜拳
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梅雨について
気が付くとアウトドアの事を考えている。

カーテンを閉め切った暗い部屋の中でランプを灯し、焼いたソーセージとベーコンを食べたりしている。


家の前の公園にハンモックを吊るそうと考えているが、さすがに躊躇している。


こんなに外での生活に焦がれているのに時節は梅雨なのだ。

僕に残された初夏はもうあまりない。
頼む、晴れてくれ。
2019年6月13日(木) No.56

焚火について
気温の高まりとともにキャンプへの希求が高まっている。

そして、そのキャンプにおいて最も楽しみなのが、焚火である。

焚火をするためにキャンプに行くのかもしれないとも思い始めている。

そんな焚火の最も優れた点は、暖をとれる事でも、マシュマロを焼ける事でもなく、飽くことなくずっと見ていられる点だ。3時間はいける。

何故、飽きないのか。炎や薪が常に形を変え続けるからだと思う。そこに無限を感じてしまう。海を見てる時みたいに。

2019年3月14日(木) No.55

優しい人について

僕の持論であるが、優しい人とは視野の広い人だと思う。

すごく目が良いから、小さな事や小さな人を見落とさない。

部屋の隅に脱ぎ捨てられた、可哀そうな靴下でさえ見落とす僕は、それに該当しないが、

優しい人でありたいと願っているし、たまに努力したりもしている。


2019年1月31日(木) No.54

絵本について
中学校の美術の課題で絵本作りをした事がある。

こんな内容である。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

”世界中の武器が楽器に変わったのなら”
という使いすぎて擦り切れてしまったフレーズをテーマにしたもので、拳銃はハーモニカに、マシンガンはトランペットに、核兵器はパイプオルガンへ形とその役割を変え、軍隊は楽団へ姿と役割を変える。

初めは良かった。かつて兵士だった新米音楽家の屈強な男たちが、一生懸命楽器と格闘する姿は何とも微笑ましかったし、ゲリラによる本当のゲリラライブに人々は歓声をあげた。アメリカと旧ソ連の国の威信をかけた東西演奏合戦なんて、冷戦を忘れさせる感動を呼んくらいだった。それに楽器製造業の株価だってあがった。

しかしながら、音楽にはイデオロギーの対立を埋める力はなかったし、ヒエラルキーの崩壊を求める声を抑えられる力もなかった。

人々はやがて楽器を手に相手を物理的に傷つけるようになる。そしてそれは武器を使っていた時代よりもずっと凄惨なものになる。楽器は他者の命を奪うのに適した形状ではないからだ。


このようにして、音楽の力を超えた人間の業は終わりを迎えることはなかった。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

という嫌な絵本であった。
そう、中学二年生ゆえの思い出すだけで恐ろしくなるような、恥ずかしい中二期間が僕にもあった証拠なのだ。


本年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。


2018年12月28日(金) No.53

印度について 1


− 男は26歳までに海外へ一人旅しなければならない −

という書いていて恥ずかしくなるような言葉が、中学生の僕にはとても大事なことに感じられた。恐らくファッション雑誌の中ほどにあるモノクロページにでも書かれていたのだろう。

たとえ出自は忘れても、そのフレーズは大人になっても消えることはなく、刻一刻とせまる26歳というリミットに焦りを感じてさえいた。

当時好きだったspectatorという雑誌に掲載されていたインド特集を読んで、行き先を決めた僕に、チャンスがやってきたのは25歳の頃だった。

つづく
2018年11月29日(木) No.52

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