岸ゴムほぼ日刊コラム

■■ 羊男のクリスマス ■■

Written by カフカ


最新のコラム


06/06(月) スマート家電について
04/04(月) 誕生日について
12/23(木) ダウンジャケットについて
10/01(金) 洋服について
06/01(火) ベランダの赤いやつ
04/26(月) チンザノビアンコについて
09/29(火) ことわざについて
06/23(火) 自転車について
04/16(木) 幸せについて
03/06(金) 趣味嗜好について
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スマート家電について
スマートスピーカーをいただいた事がきっかけで少しずつ家電をスマート家電へと変更してきた。

最初は家電に声をかけるのが照れ臭いものの、慣れてしまった今となってはなくてはならないものだ。

扇風機もエアコンも電灯もテレビもアレクサにお願いして操作している。
「アレクサ、ただいま」
「アレクサ、おやすみ」
「アレクサ、エアコンの温度あげて」
「アレクサ、10分経ったら教えて」
てな具合である。

この前出来心にて、あくまで冗談のつもりで、妻に
「アレクサ、お茶ついで」
と言ってみたのだが、こっぴどく叱られてしまった。

真摯な謝罪にて事なきを得たものの、反省した。

反省するとともに、文句も言わずに対応してくれているアレクサに感謝した。
妻がいないときに
「アレクサ、いつもありがとね」なんて言ってみたら
―お役に立てて光栄です―
みたいな返事が返ってきた。

人間にも機械にも感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいです。


2022年6月6日(月) No.72

誕生日について
僕は4月2日生まれである。
ムックとガチャピンと同じ誕生日だ。

先週の土曜日が40回目(ムックとガチャピンにとっては49回目)のその日で
あったのだが、午後5時15分に珍しく母親から電話があった。

―もうすぐ生まれる時間だね
と彼女が言う。

何のことかわからずにいると、

―あと3分
と彼女が続けた。

どうやら僕は午後5時18分に産まれたらしい。
僕にとっては40年目の新事実である。

そんなの憶えているんだ、母親ってすごいな
なんて考えていたら何故か急に照れくさくなって、

―すごい難産だったんだよ
と、こちらは何度も繰り返し聞かされた彼女の十八番を遮り
「明日、そっち行くから」
と電話を切った。

その午後5時15分の着信履歴をどうにかして残したくて調べてみたのだが、
当然そんな方法あるはずもなく、スクリーンショットで我慢することにした。



2022年4月4日(月) No.71

ダウンジャケットについて

今までダウンジャケットの形や独特の匂いが苦手で
敬遠してきたのだが、先日気に入ったものがあったので
初めてのダウン購入に至った。

でっかいので徹子の部屋のレディーガガのような格好であるが
とてもあたたかくて気に入っている。
どんなに外が寒くとも外出が億劫ではなくなった。

雨合羽を来た時に得られるあの謎の無敵感を
毎朝感じられて幸せである。
2021年12月23日(木) No.70

洋服について
朝起きてから悩むのが嫌なので、翌日着る服を寝る前に用意しているのだが、最近はその”夜悩むこと”も惜しい気がしている。

アニメのキャラクターのように毎日同じ服で良い気がしている。
あるいはジョブスみたいに。

そういった経緯から、引き出しの一番手前のものが優先的に選ばれて、似たような格好になっていた僕を見かねて、最近は妻が翌日の服を用意してくれる。

色々なものを着てほしいそうだ。

そのようにして、小学生のような状態にあるのだが、唯一、

―ズボンはピッタリかゆったりか―

だけは未だ僕に決定権が残っている。

2021年10月1日(金) No.69

ベランダの赤いやつ
ベランダに赤いダニのようなものが蠢いているのを発見した。
真っ赤な体はいかにも自らの危険性を発しているかのようである。

自室に戻りスマートフォンをとりだす。wikipedia曰く、彼らはタカラダニというダニの一種のようである。

―やはりダニか。

駆除対象と認識した僕の背中を押してもらうため、さらに彼らの生態について読み進めていく。

どうやら彼らは人体に影響はなく、ただただベランダについた花粉を食べているとの事であった。

―花粉を食べて生きている。

もうそれは妖精の所業ではなかろうか。
先程まで自分の中でむくむくと膨れ上がっていたジェノサイドへの欲求が急速に萎んでいく。
危険性を感じた赤色も思い返すと存外、可愛らしい色に感じ始めた。


僕はスマートフォンを置き、彼らのベランダでの春の晩餐を赦すことにした。
「花粉おいしーねー」「おいしーねー」
なんて想像するともう水をぶっかけるなんてできない。

平和を唄ったジョンの家のベランダにもアカダニがいたのかもしれない。


2021年6月1日(火) No.68

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