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飽きることなく時間が許せばバイクであちこち行く生活を続けているが、 走るのが目的なので、目的地自体に特に意味はない。
しかしながら、ものすごく良い景色なんか見た日には誰かと共有したくなるものだ。
バイクで良いところを見つける→妻と車で同じところに行く
という副次的な効果をもたらせてくれるバイクはやっぱり良いものである。
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2023年5月23日(火)
No.84
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幼馴染がバイクを買った 僕のバイクの兄弟にあたるやつだ 初めてのツーリングはオフロードバイクではないと走れないところに決めていた 滋賀県の山奥にどうしても行きたいところがあったのだ
目的地までは順調であった 楽しい楽しい道であった しかしながらいざその山奥に着くと岩と傾斜でお互い5mぐらいしか進むことができず悪戦苦闘した 互いの妻に ”絶対に危険は避ける” と約束してバイクを許可してもらっている僕たちは30分の格闘の末、勇気の撤退を決定した 走れるバイクに乗っても走れる技術がなかったのだ
いつかリベンジしようと話し合い降りようとする僕たちの後ろからものすごいエンジン音が響いた スイスイと僕たちの横を登っていくバイク 尊敬の眼差しで見送ると、そのバイクの持ち主が歩いて僕たちの所まで降りてきた | そのライダーは開口一番 「さぁ行くぞ!」 と、”初めまして”をとばして、代わりにいきなり檄をとばす 僕たちは今から降りるんですよと一生懸命に説明するも「行ける行ける!」 だなんて頑として受け入れてもらえず、 ”こんな所来なきゃ良かった” と、完全に逃げ腰になっていた僕たちは何とか残りカスみたいな勇気をふり絞りアクセルをひねることになった 正直に言うと嫌々ひねることになった
何度もコケて、何度も助けてもらい、何度もバイク押してもらい、僕たちはいつしか彼を”師匠”と呼んでいた
師匠は先に行って大きな石をどかしたり バイクに足が挟まって動けないと飛んできてくれたり、何より 「行けー!」 なんて励ましてくれて僕たちは何とか目的地に着くことができた
師匠に何度もお礼を言って、一緒に写真を撮ってもらい、握手をした 「ほな、気をつけてなー!」 なんて手を振りながらパンクしたバイクで降りていく師匠を見送りながら、底知れぬ達成感が湧いてきた
40になっても冒険はできるんだと幼馴染と笑いあった
改めて、師匠ありがとうございました | |
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2023年5月23日(火)
No.78
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| | | 晴天の連休中日、妻に 岐阜でお昼食べてくる とだけ伝えて出発した
コンビニで小さい弁当を購入し、リュックに放り込み、以前から行ってみたかった山へと向かう
バイクに乗る前はロケーションの良い場所で愛車の写真を撮る人を白い目で見ていたはずの僕は、気が付いたらベストポジションを探す側になっていた
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2023年5月10日(水)
No.77
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| | | 若い時から持ち続けていた 「バイクに乗ってやるんだ」 ってものが40歳になって急に燃え上がり、教習所に通って普通自動二輪を取得した。 乗りたかった ”どこにでもいけそうなバイク” を購入し、バイクメンヒロシ氏と二人で,、車じゃ走れないようなガタガタ道を必死こいて走ってきた。 ふたりとも景色なんて見る余裕はなかったが、それでも休憩などで止まるといつも綺麗な景色が癒してくれた。 一生通ることのなかったであろう道を走り、一生見ることのなかったであろう景色を見るのはなんとも不思議な気分であった。 周囲10km四方に他に人がいないのではないかという場所でボケーっとしてると、異世界に迷い込んでしまったのではないだろうかという恐怖も感じた。 キッシーズツーリングクラブは会員募集中です。 | | | | | | |
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2023年4月24日(月)
No.75
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2年くらい前に、妻が ”ブッチャン”なるものと ”チーチャン”なるものに出会った ご近所に可愛がられている猫は野良にして名前をもつ そしてその名前は自然と広がる
妻は買い物帰りに出会えたりすると毎回写真を撮影しており、 仕事から戻った僕に見せては、一生懸命にその可愛さを説明してくれた
僕はこの世の生き物で最も猫が好きであるのだが、ブッチャンなるものとチーチャンなるものは ふてくされた海藻にしか見えなかった 限界までその可愛さを削ぎ落としており、かわりに野良猫の誇りのようなものをまとっていた 写真から伝わってくるのはそんな彼らのストイックさのみであった
つい先日、妻と散歩をしていた際に僕もふてくされた海藻達に出会った 甘えた声をだすもののそれは彼らの”生きる術”であり、”それ以上でも それ以下でもないよ”と言っているようであった
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2023年3月24日(金)
No.74
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