岸ゴムほぼ日刊コラム

■■ 羊男のクリスマス ■■

Written by カフカ


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願望について





いつだったか奥に見えるフェリーで仙台まで一人旅をした



当時はバイクなんて乗りたいとも思わなかったから体ひとつで乗船した



いつかバイクを載せて北海道まで行きたい



と想いを秘め時々ここに来て眺めている


2024年3月19日(火) No.83

3Dtest
2023年11月8日(水) No.82

バイクについて3
幼馴染がバイクを買った
僕のバイクの兄弟にあたるやつだ
初めてのツーリングはオフロードバイクではないと走れないところに決めていた
滋賀県の山奥にどうしても行きたいところがあったのだ

目的地までは順調であった
楽しい楽しい道であった
しかしながらいざその山奥に着くと岩と傾斜でお互い5mぐらいしか進むことができず悪戦苦闘した
互いの妻に
”絶対に危険は避ける”
と約束してバイクを許可してもらっている僕たちは30分の格闘の末、勇気の撤退を決定した
走れるバイクに乗っても走れる技術がなかったのだ


いつかリベンジしようと話し合い降りようとする僕たちの後ろからものすごいエンジン音が響いた
スイスイと僕たちの横を登っていくバイク
尊敬の眼差しで見送ると、そのバイクの持ち主が歩いて僕たちの所まで降りてきた

そのライダーは開口一番
「さぁ行くぞ!」
と、”初めまして”をとばして、代わりにいきなり檄をとばす
僕たちは今から降りるんですよと一生懸命に説明するも「行ける行ける!」
だなんて頑として受け入れてもらえず、
”こんな所来なきゃ良かった”
と、完全に逃げ腰になっていた僕たちは何とか残りカスみたいな勇気をふり絞りアクセルをひねることになった
正直に言うと嫌々ひねることになった

何度もコケて、何度も助けてもらい、何度もバイク押してもらい、僕たちはいつしか彼を”師匠”と呼んでいた

師匠は先に行って大きな石をどかしたり
バイクに足が挟まって動けないと飛んできてくれたり、何より
「行けー!」
なんて励ましてくれて僕たちは何とか目的地に着くことができた

師匠に何度もお礼を言って、一緒に写真を撮ってもらい、握手をした
「ほな、気をつけてなー!」
なんて手を振りながらパンクしたバイクで降りていく師匠を見送りながら、底知れぬ達成感が湧いてきた

40になっても冒険はできるんだと幼馴染と笑いあった

改めて、師匠ありがとうございました




     

2023年5月23日(火) No.78

バイクについて2

晴天の連休中日、妻に
岐阜でお昼食べてくる
とだけ伝えて出発した

コンビニで小さい弁当を購入し、リュックに放り込み、以前から行ってみたかった山へと向かう

バイクに乗る前はロケーションの良い場所で愛車の写真を撮る人を白い目で見ていたはずの僕は、気が付いたらベストポジションを探す側になっていた





 
2023年5月10日(水) No.77

バイクについて
     
若い時から持ち続けていた
「バイクに乗ってやるんだ」
ってものが40歳になって急に燃え上がり、教習所に通って普通自動二輪を取得した。

乗りたかった ”どこにでもいけそうなバイク” を購入し、バイクメンヒロシ氏と二人で,、車じゃ走れないようなガタガタ道を必死こいて走ってきた。
ふたりとも景色なんて見る余裕はなかったが、それでも休憩などで止まるといつも綺麗な景色が癒してくれた。

一生通ることのなかったであろう道を走り、一生見ることのなかったであろう景色を見るのはなんとも不思議な気分であった。

周囲10km四方に他に人がいないのではないかという場所でボケーっとしてると、異世界に迷い込んでしまったのではないだろうかという恐怖も感じた。

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2023年4月24日(月) No.75

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